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御祭神

神戸宗社は大きく三つの御社殿で形成されています。
「神館飯野髙市本多神社の御本殿」
「神戸町戦没者御英霊をお祀りする慰霊殿」
「伏見稲荷神社の朱の御社殿」

神館飯野髙市本多神社では、全二十二柱の神々をお祀りしております。
これらの神々は、それぞれに重要な役割を担い、
本社に参拝される皆様に幸福と安寧をもたらすようお働きされています。
神々の御加護と御神徳を賜り、惟神の道を歩まれる皆様にとって、
本社は平安と繁栄の源となる場所であり続けます。

また、左脇宮として御鎮座する慰霊殿には、大東亜戦争の戦場にて
散華せられた全百二十一柱の御英霊をお祀りしております。
未来に戦争のない平和な世を願われた
多くの御英霊の祈りと心がここにお鎮まりになっております。

さらに、境内社として朱に輝く伏見稲荷神社があります。
ここでは、宇迦之御魂神をお祀りしております。
保食神とされており、昔から、
「本社が神戸の内宮、お稲荷さんが神戸の外宮」として親しまれてきました。
そして、開運厄除、商売繁盛、学業成就などの御加護をお与え下さる神様です。

主祭神
 天照皇大御神(神館神明)
 豊受皇大御神(飯野神社)
 高御産巣毘大御神(高市神社)
 本多忠統命(本多神社)

木花佐久夜比売神
予母都事解男神
建速須佐之男神
宇加之御魂神
市寸島比売神
天之児屋根命
大宮能売神
菅原道真公
伊邪那美神
事代主神
大国主神
猿田彦神
速玉男神
大山咋神
品陀和気神
大山津見神
大年神
蛭子神

御由緒

第十一代垂仁天皇の御代、皇女倭姫命が、天照大御神の依り代である八咫鏡を笠縫村(奈良県桜井市)より各地を巡り、伊勢の五十鈴川の川上にお祀りしたことが皇大神宮のはじまりです。当社は、その倭姫命巡幸の折、この地に暫く滞留せられた御宮所と伝承されており、大御神が伊勢の地に御鎮座された後は、皇大神宮の神領たりし伊勢神戸の神館神明社として奉斎されました。
往古、皇大神宮とは極めて深い御縁故と、尊崇すべき御神蹟を有するお社です。悠久の時を経て、弘治年間(一五五五年~)神戸城築城に伴い、近在に御鎮座の飯野神社・及び高市神社(ともに延喜式内社)を合祀しました。

以降明治二年、天皇御東幸のみぎりに奉幣代拝、明治六年に郷社に列せられました。明治四十一年には、神戸各町内御鎮座の複数のお社を合祀しました。そして、昭和四十七年に神戸城址に御鎮座の本多神社を合祀しました。
更に、先の大戦で散華せられた神戸町出身の御英霊もお祀りしています。正式名称を神館飯野高市本多神社、通称名を神戸宗社と申し上げ、数多の神々を総じてお祀りする御神威篤きお社です。